エジプト ギザの三大ピラミッドとスフィンクス
メンフィスのピラミッド地帯 世界遺産1979年登録
ピラミッドと警護するラクダに乗った警察
ギザの街からいきなりピラミッドの姿が見える。街とピラミッドはこんなに近いとは思っていなかった。初めてピラミッドが視界に入ったときには、あまりの急さに息をのんだ。残念ながら、現在のピラミッドは表面が荒れてしまっているが、建設当時の表面はつるつるに磨かれていて、太陽の光を浴びると眩しいくらいに輝いていたらしい。上の写真のピラミッドの頂上あたりは、磨かれていた痕跡が残っている。
スフィンクスとピラミッド
以前は、たくさんの奴隷を使ってピラミッドが建造されたと考えられていたが、最近になって、奴隷ではなく、国が雇った工夫が建造したことがわかった。農作業の傍ら、休閑時期に、ピラミッドの建築に勤しんだ。それは工夫たちの館跡が発掘され、「今日は腹痛で欠勤する」など勤怠記録が書かれたパピルスの発見によってわかったこと。
スフィンクスの鼻が欠けている。エジプトをイギリスが支配していた時に、イギリス兵がスフィンクスの鼻を的にして、銃で狙う遊びをしていたためらしい。