青之丞(あおのすけ)の旅と読書日記

旅の途中で読んだ本の紹介と、撮った写真にまつわる歴史

古代エジプト 最大の神殿「カルナック神殿」

古代都市テーベと墓地遺跡 世界遺産1979年登録

f:id:bluetoone:20160306090427j:plainカルナック神殿 塔門

古代エジプト最大の神殿「カルナック神殿」は現在のルクソールにある。歴代のファラオが改築や増築をしている。写真はスフィンクス参道からみた第一塔門。当時は、このスフィンクス参道がルクソール神殿まで続いていたといわれている。距離にして3km。

f:id:bluetoone:20160306091253j:plainカルナック神殿 列柱広間

この列柱広間はラムセス2世の時に完成した。写真では比較対象がないので、分かりにくいが、列柱の高さはおよそ20m以上ある。この高さと広さに圧倒される。

f:id:bluetoone:20160306091221j:plain天井のレリーフに彫られたカルトゥーシュ

エジプトの神聖文字ヒエログリフを見ていると、楕円形に囲まれた文字が目につく。この楕円形をカルトゥーシュと呼び、ファラオの名前を表したときに、その名を楕円形で囲むことになっている。楕円形を見つけたら、ファラオの名前だと思えば間違えない。